日本時間23日(日)2時40分に発走を迎える
サウジカップ(北半球産4歳上、南半球産3歳上・沙G1・ダ1800m)。世界最高賞金額で知られる同レースに、今年は日本から4頭が参戦する。一方で、海の向こうでは強豪の回避報道が相次いでおり、米G1・4勝の
ホワイトアバリオ(
White Abarrio)、昨年の
BCクラシック覇者
シエラレオーネ(
Sierra Leone)、
ドバイWCに続くG1・2勝目を狙っていた
ローレルリバー(
Laurel River)らが出走しない。そうなれば、日本馬が再び高額賞金をゲットする可能性も高まる。
海外レースの賞金はフランスギャロが年始に発表する為替レートで決定される。23年に
パンサラッサが制した時は、1ドル=131.865円で1着賞金13億1865万円だったが、その後の変動により、昨年は1ドル=141.403円、1着14億1403万円まで上昇。今年はさらに上がり、1ドル=157.024円、1着15億7024万円となる。
現在、日本の歴代賞金ランキング1位は
ウシュバテソーロで22億4957万6400円。同馬が勝利すれば、2位の
イクイノックスに約16億円差を付けて、総賞金38億円に到達する。また、
ウィルソンテソーロ、
フォーエバーヤングが勝てば、
アーモンドアイを上回り歴代3位浮上。
ラムジェットでも
ジェンティルドンナを超え歴代8位まで上がる。
2着で5億4958万円、3着なら3億1404万円、10着でも3140万円と、入着するだけでGIや重賞1着並みの賞金が獲得できる
ビッグチャンス。ぜひ、4頭で上位独占して、日本に夢のある話を届けてほしい。
【出走予定の日本馬 現在の総賞金額】
・
ウシュバテソーロ 22億4957万6400円
・
フォーエバーヤング 6億2326万2000円
・
ウィルソンテソーロ 5億4865万3800円
・
ラムジェット 2億471万2000円
【今年のサウジC賞金】
1着 1000万米ドル(15億7024万円)
2着 350万米ドル(5億4958万円)
3着 200万米ドル(3億1404万円)
4着 150万米ドル(2億3553万円)
5着 100万米ドル(1億5702万円)
6着 60万米ドル(9421万円)
7着 50万米ドル(7851万円)
8着 40万米ドル(6280万円)
9着 30万米ドル(4710万円)
10着 20万米ドル(3140万円)
※千円以下切り捨て
※フランスギャロ発表の1ドル=157.024円で換算