◆シルトホルン(20日・城谷)

　日曜小倉11R・小倉大賞典(芝1800m)に出走するシルトホルン(牡5歳、美浦・新開)の調整を行うため、吉田隼が水曜から現地でケイコに騎乗している。久々の滞在で自分の服を忘れたのか、丹内に上着を借りて乗っているため一瞬、「丹内が2人いるぞ」と錯覚!? 冗談はソコソコに本題へ。木曜にその吉田隼を背に小倉ダートで追われたシルトホルンは、雪で追い日を火曜に変更した前回より順調に調整が積めたこともあり雰囲気は上々。少し余裕のあった馬体が引き締まり、加速もかなりスムーズに。5F69秒5-39秒0-11秒9(馬なり)と時計も及第点で引き続き好勝負できそうだ。

◆ポッドベイダー(20日・石渡)

　日曜京都10R・マーガレットS(芝1200m)を予定しているポッドベイダー(牡3歳、美浦・上原佑)がこの日、美浦坂路で4F55秒8-40秒7-13秒0を記録。素軽さ十分のフットワークで、動きに重苦しさは一切なかった。いい状態で出走できそうだ。

◆ニシノタンギー(20日・文元)

　日曜東京5R・3歳1勝クラス(芝1600m)を予定しているニシノタンギー(牡3歳、美浦・水野)は前走の若竹賞で9着。それでも「外枠で前に壁をつくれなかったことで、ガツンと引っ掛かってしまった。その割には頑張っていたと思う」と師に悲観の色はない。「マイルに短縮して自分のリズムで運べれば」。一発長打を警戒したい。

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提供：デイリースポーツ