「サウジC・G1」(22日、キングアブドゥルアジーズ)
20日朝、ホテルからバスに乗り込んで、いざ競馬場へ…というところで大渋滞に巻き込まれた。いつもの道が車であふれかえり、対面通行だったはずの道がなぜか一方通行の状態に。著しく秩序が失われ、三つくらい隣の町まで迂回(うかい)し、片道15分のところを1時間以上かけて到着した。ただ、同じく渋滞にハマった違う便の記者は「荒野を走りだした」と
ワイルド運転に当たってしまったようなので、ちゃんとした道を走ってくれただけマシなのか。
渋滞といえば、水曜朝の調教時間中にも馬がごった返すシーンがあった。火曜に既に追い切りを済ませた
ロマンチックウォリアーがダートコースで脚慣らしをしていると、直線で併せ馬をしていたであろう他馬の動きか音に反応し、引っ掛かり気味にやや暴走。これに機嫌を損ねたシャム師が同日に予定されていた共同会見をドタキャンする“事件”が勃発した。
ハナから
ロマンチックウォリアーに本命を打つつもりはなかったが、穴党記者として付け入る隙を発見した次第。
パンサラッサ以来のVを狙う日本馬にとっても、チャンスが増したとみていい。(デイリースポーツ・山本
ユウキ)
提供:デイリースポーツ