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【ダイヤモンドS】昨年の菊花賞2着馬が4馬身差圧倒で重賞初制覇 天皇賞・春に名乗り

スポーツ報知
  • 2025年02月23日(日) 07時00分
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◆第75回ダイヤモンドS・G3(2月22日、東京競馬場・芝3400メートル、良)

 第75回ダイヤモンドS・G3は22日、東京競馬場で行われ、昨秋の菊花賞2着以来のヘデントール(戸崎)が4馬身差の快勝で重賞初制覇を決め、天皇賞・春(5月4日、京都)に名乗りを上げた。

 豊富なスタミナを見せつけた。ヘデントールは抑えきれない手応えのまま4角を先頭でパス。直線は疲れてフラつく馬も散見されたなか、上がり最速34秒9をマークして最後までまっすぐ、力強く駆け抜けた。勝負どころから早めに進出した戸崎は「なるべく自分の進路を早めに確保しておきたかったし、自分から動ける手応えだったので。かぶされることもなく、直線も気持ちよく走ってくれたと思います」と振り返った。

 前走の菊花賞は出遅れて後方からの競馬となったが、この日は五分に出て好位5番手で運べたのも大きかった。「心配していたスタートを本当に上手に出てくれたので、思った以上のポジションを取ることができました」と戸崎。レースぶりだけではなく、木村調教師が「数字はプラス(10キロ)でしたが、ボテッとはしていなくて、肩幅やお尻も大きくなっていました」と説明した通り、4か月ぶりの今年初戦で馬体が成長していたことが、4馬身差での重賞初制覇につながった。

 陣営の期待は高まるばかりだ。キャロットファームの秋田博章代表は「スタミナは無尽蔵ですね。次走? 皆さんが考えているところだと思いますよ」と天皇賞・春を示唆。好発進を決めた菊花賞2着馬が堂々、長距離G1のタイトルを狙う。(西山 智昭)

 ◆ヘデントール 父ルーラーシップ母コルコバード(父ステイゴールド)。美浦・木村哲也厩舎所属の牡4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算8戦5勝。総獲得賞金は1億8295万1000円。重賞初勝利。馬主は(有)キャロットファーム。

スポーツ報知

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