名牝
ラキシスの産駒となる
ミラージュナイト(牡3、栗東・
辻野泰之厩舎)が、
すみれステークス(3歳・リステッド・芝2200m)で2勝目を狙う。
ミラージュナイトは
父バゴ、
母ラキシス、母の
父ディープインパクトの血統。母は14年の
エリザベス女王杯、15年の
大阪杯の覇者。半兄の
マキシは現役のオープン馬。叔父の
サトノアラジンは17年の
安田記念など重賞を3勝している。兄と同じく、現役時代の母に角居勝彦厩舎で携わった
辻野泰之調教師の管理馬となった。
ここまで4戦1勝。昨秋のデビュー2戦は2着、4着だったが、ここでひと息入れたことが正解だった。休み明け初戦となった今年1月の未勝利で待望の初勝利。続く前走の
若駒Sでは折り合いに苦労しながらも、しっかりと脚を使って0秒2差の3着に食い込んでいる。心身ともに完成度は低いが、いずれは相当な活躍が期待できる大器だ。
今回は初の2200mとなるが、体型的に距離延長はプラスだろう。
日本ダービーを目指すためには、勝って賞金加算が必須。内容も伴った形での勝利を期待したい。