フォーエバーヤングのオーナーでサイバーエージェント社長の藤田晋氏が23日、本紙の取材に答えた。日本で愛馬の走りを見守ったといい「昨日は興奮のあまり1時間しか眠れず、でも全然眠くなりません(笑い)。町田ゼルビアがJ1に昇格した時と同じように我を忘れるくらい興奮しました。一日中お祝いの連絡を頂く中でやっと実感が湧いてきたところです」と未明の歓喜を振り返った。

　この日、藤田氏の所有馬は他に2頭出走。シンフォーエバーがサウジダービー2着、シンエンペラーがネオムターフC1着と活躍した。獲得賞金は3頭合わせて1150万ドル。日本円に換算すると18億円を超える。「気分は最高です。円安で困っていたので外貨を稼げてうれしいです」と笑った。

　それでも夢は尽きない。「次戦は3頭ともドバイの予定。日本競馬が世界に誇れるスポーツだということを自分の馬が活躍することで広く示していければ。フォーエバーヤングでは秋のBCクラシックを絶対に獲りたいです！」。愛馬が世界一に輝く瞬間に思いをはせていた。

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