◆第20回オーシャンS・G3(3月1日、中山競馬場・芝1200メートル)
オフトレイル(牡4歳、栗東・
吉村圭司厩舎、父
ファー)が初のス
プリント戦で末脚を爆発させる。芝・1800メートル戦の昨夏の
ラジオNIKKEI賞で重賞初勝利を飾っているが、昨秋は
スワンS、阪神C(ともに芝・1400メートル)で2、3着と短距離路線にシフト
チェンジしている印象。前走の
東京新聞杯でも上がり3ハロンはメンバー最速タイの33秒2の脚こそ使ったが、最後は他馬と脚色が同じになってしまった。
「伸びきれなかったのは、距離が少し長かったかもしれない」と吉村調教師は分析。距離短縮に活路を求めた。先行有利が予想される開幕週の中山だが直線には急坂が待ち構える。各馬の意識が前、前に働けば差し場も開く。(戸田 和彦)
スポーツ報知