2024年4月開催を最後に主にスタンドのリフレッシュ工事に入っていた阪神競馬場が、いよいよ今週本格オープンを迎える。初日の3月1日には、JRA年間プロモーションキャラクターを務める俳優の佐々木蔵之介が来訪するなど、さまざまなオープンニングイ
ベントを開催。幅広いファン層への対応をテーマに生まれ変わった「シン・阪神競馬場」をポイントに分けて紹介する。
今回の
リニューアルで、さまざまな種類の指定席が誕生。友田場長が「まずは来ていただきたい。値段は攻めた設定となっています」とアピールする通り、お手頃な価格設定となっている。
東
ウイング6階には、最大16人で利用できるグループルームが6部屋誕生。料金は2万4000円で、16人なら一人1500円。馬場を見渡せるテラス席も設置された“VIPルーム”で一日中、競馬を楽しめる。
その他、最大6人で利用可能なグループソファが6000円、最大4人のグループテーブルが3200円。馬場に面したシングル席(400~3000円)も従来よりゆったりとした席間隔となり、新たにプライベート空間で楽しめるシングルブース(3000円)なども新設された。
家族で楽しめるキッズエリアの拡充も今回の目玉のひとつ。スタンド屋内にはボーネルンド監修のキッズエリア「あそび馬!」がオープン。「あそび馬!」の前にはアスレチックエリア、キッズ飲食スペースも新設された。これらは場外発売が行われるパークウインズ時も利用できる。
屋外のキッズガーデンも大幅に生まれ変わった。年齢に応じたボーネルンド選定のさまざまな遊具を設置。1000人が観覧できる大屋根に覆われた全天候型のイ
ベントステージが新設された。キッズガーデンは3月3日から月~木曜も無料で利用可能となっている。
女性ファン向けのUMAJOスポットも健在。パウダールームも設置された、超豪華なラグジュアリートイレも誕生した。
新たに着席型のフードコート(東
ウイング2階)が誕生するなど、グルメエリアも全面
リニューアル。名物「宝塚カレー」など、おなじみのお店に加えて、新たに西宮ソウルフードとも言われる「宮っ子ラーメン」の姉妹店などもオープンする。さらに東3階テラスには開催ごとにお店が変わる「グルメ
ストリート」も登場。第1回阪神競馬では、点心をテーマに神戸南京町の有名店が出店する。
また、
アイドルホースのぬいぐるみなどに特化したターフィーショップも新たにオープン。同ショップは
イースト、ウ
エストの2店舗となった。
※価格はいずれも入場料込み、競馬開催時の値段
提供:デイリースポーツ