京都芝2000mの新馬戦、
エリカ賞を連勝中の
ナグルファル(栗東・
杉山晴紀厩舎)。次走は
弥生賞ディープインパクト記念(3月9日・中山芝2000m)への出走を予定しており、今朝26日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
川田将雅騎手を背に、1回目のハローが終了した直後のCWへ正面から入場。馬場入り時に煩いところを見せ、馬場入りしてからも向正面6F標識のあたりまでは頭を上げるところがあった。
追い切りは
ヴェルニッツが先行、これを
キャピタルサックスが追いかけ、それを更に
ナグルファルが追いかけるという展開。前半は決して速いラップではなかったが、3コーナー手前あたりからは流れに乗った走り。少しずつ速くなるラップにもしっかり対応して加速して進んでいった。
最後の直線に向いて、最内から前2頭に並びかけていく。追いつくまでは楽な手応えだったが、ラスト1F標識を過ぎて、
キャピタルサックスとの追い比べでは手応え楽な相手に対して、そこそこ一杯に追われてなんとか先着という感じだった。
時計は6F84.1~5F68.7~4F53.4~3F37.7~2F23.2~1F11.3秒。前走時のCWでの1週前追い切りも併せ馬では遅れたくらいなので、それに関しては心配ないだろう。あとは最終追い切りが前走時のように素軽く動けるかどうかで仕上がり状態を判断したい。
(取材・文:井内利彰)