◆ミュージアムマイル(26日・竹村)

　弥生賞ディープインパクト記念(3月9日・中山、芝2000m)を目指しているミュージアムマイル(牡3歳、栗東・高柳大)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。テンから速いラップを刻みながらも、直線は鞍上(幸)の仕掛けに力強く反応し、6F79秒9-11秒8の好タイムをマーク。併走相手を3馬身半先着した。朝日杯FSは2着に敗れたものの、初のマイルだったうえに出遅れをリカバーした分もある。実績を残している二千に戻り、パフォーマンスを上げる可能性は十分にある。

◆パンジャタワー(26日・吉田)

　馬場整地が入り、2回目の開門直後に追い切られたのがパンジャタワー(牡3歳、栗東・橋口)。栗東坂路で4F51秒5-11秒9(馬なり)を楽にマークし、相変わらずの攻め駆けぶりを発揮した。ファルコンS(3月22日・中京、芝1400m)を予定しているが、仕上げには手間取らないだろう。

◆インブロリオ(26日・安里)

　フィリーズレビュー(3月8日・阪神、芝1400m)で桜花賞への出走権利を狙うインブロリオ(牝3歳、栗東・吉村)。1勝馬の身で抽選対象になりそうだが、前走はリステッドの紅梅Sで2着と能力は証明済み。「4角で右に張ったりと若さを見せたが、能力は示してくれた。マイナス10キロと体は減っていましたが、カイ食いの細さは懸念しなくていいタイプ。前走の内容からも同じ距離のここなら通用していいでしょう」と師も手応えを感じている。

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提供：デイリースポーツ