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中山記念・G2」(3月2日、中山)
7歳でも元気いっぱいだ。
香港マイル2着以来、約3カ月ぶりとなる
ソウルラッシュ。26日は栗東坂路を単走で駆け上がり、軽く仕掛けたラストも鋭く反応して4F53秒3-38秒0-12秒0をマークした。「そんなにやっていないので、先週の方が動きは抜群でした。いつもの休み明けぐらいの感じにはきていると思う」と池江師はうなずく。
併せ馬だった1週前が栗東CWで6F80秒6-10秒7と切れに切れたとあって、師は「素晴らしかった。老いてますますという感じ。衰えている感じはなく、元気さは増している。目にも止まらぬ速さでびっくりしました」と仕上げに自信の表情だ。
G1馬として挑んだ
香港マイルは2着に敗れ、「年のせいかズブさが出て、思うようなポジションが取れず、その分届かなかった。1列ぐらい前だったら、という内容でしたね」と残念がる。今回は芝では初の千八。中山は3戦3勝と無双を誇るが、「千六で使うような末脚が千八で使えるのか。コーナー4つでどういう競馬ができるか」と克服すべきポイントを挙げた。
今後を占う一戦。「千八で上手なレースができれば
ドバイターフ(4月5日・UAEメイダン)に出走させたいし、マイルの方がいいとなれば、香港
チャンピオンズマイル(4月27日・シャティン)もある。選択肢に入れたいと思います」。G1馬の春初戦に注目だ。
提供:デイリースポーツ