◆第62回
報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月9日、中山・芝2000メートル=3着馬までに
皐月賞の優先出走権)1週前追い切り=2月27日、栗東トレセン
前走の
ホープフルS・G1で単勝303・3倍の17番人気ながら3着に入った
ファウストラーゼン(牡3歳、栗東・
西村真幸厩舎、父
モズアスコット)は、CWコースで3頭併せを消化。道中は隊列の2頭目を進み、ゴールでは
モアリジット(4歳1勝クラス)に半馬身先着し6ハロン81秒4―11秒4、5ハロンは65秒7の好時計だった。
杉原誠人騎手=美浦・フリー=が前走時の1週前追い切りに続いて駆けつけ、「3頭の中で一番動いて抜け出す形でしたが終始、楽でした。終わっての息も良かったです。まだ緩さが残りますが、それも良さでしょう。気持ちもカッとすることなく、あの馬なりに平常心できています。まだ幼いところはありますが、前回より動けるようになっています」と成長を感じ取った。
前走は12月28日。真冬の芝で、3角先頭から後続を引き離す形だったが「今の馬場は気になりません。体力があるし、ヨーイドンにならなければ」とイメージ。1勝馬でもあり、まずは3着以内に入って権利を取るつもりだ。
スポーツ報知