日曜の阪神競馬場の天気予報は曇一時雨、降水確率は80%となっている。したがってメインの
チューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)は道悪になる可能性大。そこで雨中の決戦で注意すべき穴馬を紹介したい。
参考にしたいのは道悪だった近3回の
チューリップ賞、15年(重)と21年(稍重)と24年(稍重)の結果だ。注目すべきは血統で、馬券に絡んだ9頭のうち、実に6頭が血統表の5代以内にダンジグの血を持っていた。とりわけ昨年は「ダンジグ内包馬」のワンツーで馬連が1万7730円の波乱に。筋肉量と
パワーを伝える傾向のダンジグなので、道悪で威力を発揮するのは決して偶然ではない。
今年のメンバーのうち、血統表の5代以内にダンジグを持つのは
クリノメイ、
サウンドサンライズ、
ノクナレア、
ビップデイジー、
フェアリーライク、
プリンセッサの6頭だ。中でもイチ押しは
クリノメイ。道悪を得意とする
ステイゴールド系・
オルフェーヴルの産駒。過去3戦は全て良だったが、雨はプラスに出る可能性が高い。この馬の単複、さらにはダンジグ内包馬への馬連流しで高配ゲットといきたい。