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調教師として新規開業迎えた元ジョッキー 3名の騎手時代を振り返り

  • 2025年03月06日(木) 08時00分
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 今週から9名の調教師が新規開業となった。今回はそのうち元ジョッキーである田中勝春調教師、秋山真一郎調教師、柄崎将寿調教師の騎手時代をそれぞれ振り返りたい。

 田中勝春調教師は71年2月25日生まれの54歳。89年デビューで佐藤哲三元騎手や角田晃一師らと同期の5期生。JRA通算は20657戦1812勝。GI・2勝を含めて重賞を51勝している。GIはデビュー4年目の92年、安田記念ヤマニンゼファーで初制覇。その後は07年皐月賞ヴィクトリーで待望の2勝目を手にし、同年にはシンガポール航空国際Cシャドウゲイトで海外GI初制覇。そのほかバランスオブゲームとのコンビでは重賞を6勝した。「カッチー」の愛称で関係者からもファンからも愛された。

 秋山真一郎調教師は79年2月9日生まれの46歳。97年デビューで勝浦正樹元騎手や武幸四郎師らと同期の13期生。JRA通算は13543戦1059勝。GI・2勝を含めて重賞を38勝している。古くはキョウエイマーチベッラレイアとのコンビで活躍し、98年から12年まで15年連続でJRA重賞制覇。12年NHKマイルCカレンブラックヒルで制し、55回目の挑戦でJRA・GI初制覇。18年には史上5人目のJRA全10場重賞制覇も達成している。美しく乗ることにこだわり続け、その騎乗フォームは同業者からも絶賛されていた。

 柄崎将寿調教師は82年12月27日生まれの42歳。01年デビューで石神深一騎手小坂忠士騎手、川島信二元騎手らと同期の17期生。JRA通算は1105戦33勝。重賞には9回挑戦して未勝利だったが、うち8回はテンイムホウとのコンビ。同馬とは5勝を挙げたほか、08年のヴィクトリアマイルなど全42戦中35戦で手綱を執った。10年に引退後、調教助手としてキャリアを重ね、24年度の調教師試験に合格。祖父の義信氏、父の孝氏に続く、親子3代での調教師となった。騎手時代には届かなかった重賞、さらにはGIのタイトルをつかみ取ってほしい。

みんなのコメント 7件

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  • ここにあったか百円めさん

    柄崎師、3代調教師とは素晴らしい。
    おじいちゃんのカチウマエースやお父さんのリストレーションには馬券でお世話になりました。負けずに強い馬をたくさん育てて儲けさせて下さい!

  • アックさん

    カッチースマイルで旋風を!

  • kohak3さん

    G1ジョッキーは調教師になるには騎手として強過ぎるみたいな空気を感じていますが、秋山(真)田中(勝)両名ならきっとなんとかしてくれる

  • Fuッkyu明日穴さん

    勝春は騎手最終でも結果出したし絶対うまいんやから馬質恵まれてほしかった

  • かっちさん

    秋山さんカッチーもいよいよ調教師か…
    頑張ってほしいです!

    皆様、ファイト!

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