◆第32回
チューリップ賞・G2(3月2日、阪神競馬場・芝1600メートル=3着馬までに
桜花賞の優先出走権)=3月1日、栗東トレセン
前走の白梅賞(4着)は前が残る展開に泣いた
ノクナレア(牝3歳、栗東・
今野貞一厩舎、父
ミッキーアイル)は、前日調整のパターンを変えてプールへ。最終追い切りも前回は坂路だったが、今回はCWコースで上がり重点と、陣営の工夫が見てとれる。今野調教師は「気難しい産駒が多い血統なので、その辺りが出ないようにソフトに調整してきました。前走と変わりない状態で行けると思います」と意図を説明した。
物見をすることから新馬戦、前走と
シャドーロールにチークピーシーズを着けていたが、「2回使って少し大人になってきたので、今回はチークピーシーズは外します。開幕週なので内枠にこしたことはないし、返し馬を含めてうまくクリアしてくれれば」と期待を寄せる。半姉の
サラスと
シャムロックヒルが重賞を勝った阪神で血が騒ぐか。
スポーツ報知