中山11Rの第20回
オーシャンステークス(4歳以上GIII・芝1200m)は1番人気
ママコチャ(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒1(良)。半馬身差の2着に3番人気
ペアポルックス、さらに2馬身差の3着に6番人気
ウイングレイテストが入った。
ママコチャは栗東・
池江泰寿厩舎の6歳牝馬で、
父クロフネ、
母ブチコ(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は19戦7勝。
レース後のコメント
1着
ママコチャ(
川田将雅騎手)
「最近どうしても、気持ちがなかなか出てこず、今日も穏やか過ぎるくらいでした。ですから、終始気持ちを作りながらレースに向かい、レース自体も気持ちが前向きになるように意識しながら組み立てました。最近のなかでは一番ちゃんと動く雰囲気を持って、道中走ってくることができました。やっとこの馬らしく、少し動くことができたなと思います。何より、一番大きいところを勝ってから結果が出ない日々を過ごしていたので、その同じ舞台で、改めて重賞を勝ってくれたことを嬉しく思います」
(
池江泰寿調教師)
「今年は去年より体調が良かったので、早めに始動しました。いつもの
ママコチャらしい競馬ができましたし、負けられないメンバーでしたから、久々に勝ててホッとしています。
去年の
高松宮記念は冬毛が伸びていて、体調というよりコンディションがもうひとつ上がってこない感じでした。
高松宮記念の後は爪を痛めて、
京王杯SCを使えませんでした。夏以降は状態が良かったのですけどね...。今日は暖かくなったのも良かったです。気持ちが抜けるところがありましたが、ジョッキーが跨って、気持ちを乗せるようにしたのが良かったです。最後の追い比べでは、さすがは
川田将雅騎手という感じで、川田騎手だから差し切れたのだと思います」
2着
ペアポルックス(
岩田康誠騎手)
「開幕週の馬場で溜める競馬をしようと思っていましたが、ゲートを出たので、あの位置から(2番手)の競馬になりました。力はありますが、勝ち馬はGI馬だったので仕方ないです」
3着
ウイングレイテスト(
横山武史騎手)
「枠順も良かったですし、理想的な競馬が出来ました。斤量の57kgも良かったと思います」
4着
ヴェントヴォーチェ(
C.ルメール騎手)
「勝ち馬の後ろで良い競馬をしてくれました。良く頑張っていたと思います」
5着
ウインモナーク(
松岡正海騎手)
「良い感じで運べましたが、最後に前の馬を交わせかなったのは納得いかないです」
ラジオNIKKEI