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弥生賞“ディープインパクト”記念になって5年 「馬名が付く重賞レース」は日本にいくつある?

  • 2025年03月06日(木) 07時00分
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 今週末は中山競馬場で弥生賞ディープインパクト記念。現役時代に無敗クラシック三冠を達成するなどGI・7勝を挙げ、種牡馬としても大きな功績を残した同馬をたたえ、2020年に現名称へと変更された。日曜にはばんえいでイレネー記念、週明けには大井でフジノウェーブ記念、船橋でダイオライト記念も控えているが、この機会に日本で行われている「馬名を冠した重賞競走」を調べてみた。

 JRAでは現在、シンザン記念セントライト記念弥生賞ディープインパクト記念の3競走が実施されている。タイトルになっているのはいずれも三冠馬。ほかに、共同通信杯の副題にトキノミノル記念が付されている。かつては、セイユウ記念、シュンエイ記念なるレースもあったが、アラブ系競走の廃止により姿を消した。JRAによると馬名がレース名になる明確な基準はなく、「条件として示せるものはない」との回答。今後も顕著な活躍を見せる馬が現れれば、新たな記念レースが生まれるかもしれない。

 地方には各地に存在する。オグリキャップ記念は笠松1400mの重賞。当地から中央に転じてGI・4勝を飾った名馬で、レースは92年に創設された。かつては2500mで行われており、97年~04年の間はダートグレード競走だった。元祖アイドルホースことハイセイコーも大井重賞に名を残す。かつては青雲賞という名前だったが、00年に同馬が亡くなったことを受けて翌年に改称。72年の同レースでハイセイコーが記録した1分39秒2のタイムは、驚くべきことに半世紀以上が経過した今なおレースレコードになっている。

 ほかにも、道営から中央や海外に挑戦を続けたコスモバルク、牝馬ながら南関東クラシック三冠を達成したロジータなどがレース名に。また、エンプレス杯の「キヨフジ記念」、スパーキングレディーCの「ホクトベガメモリアル」、マーキュリーCの「メイセイオペラ記念」のように、副題として付されているケースは地方にも存在する。今年から笠松のウインター争覇が、レジェンドハンター記念に改称されるとのこと。今後もレースタイトルになってくれるような名馬の出現を楽しみに、熱戦を見守っていきたい。

【馬名が由来の重賞レース名】
※副題は除く。24年に実施された重賞のみ。

JRA
シンザン記念
弥生賞ディープインパクト記念
セントライト記念

■ばんえい
・イレネー記念

■ホッカイドウ競馬
コスモバルク記念

■岩手
・ビューチフルドリーマーC
シアンモア記念
トウケイニセイ記念

■南関東
フジノウェーブ記念
ダイオライト記念
フリオーソレジェンドC
ハイセイコー記念
ロジータ記念

■笠松
ライデンリーダー記念
オグリキャップ記念
ラブミーチャン記念

みんなのコメント 27件

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  • トレーナーさん

    ディープインパクト記念は若駒Sを重賞に昇格させて改称すべきでしたね

  • ゆっくり零仁さん

    共同通信杯トキノミノル記念のときは絶対にトキノミノルの名は言わないくせに、弥生賞のときだけはディープインパクト記念と毎回毎回しつこいくらいに言うのは普通に考えておかしい。
    もうトキノミノル記念みたいに隠れた副題みたいにして弥生賞で続けた方が良いだろう(´・ω・`)

  • スペースオーロラさん

    弥生賞は弥生賞。ディープインパクト記念といわれてもピンときません。
    みなさんが思うとおり、若駒Sを重賞改称がいいし、無理なら関西馬ですから神戸新聞杯の方が良かった。

  • ここにあったか百円めさん

    ディープインパクトをレース名にするな、とは思わない。
    でも弥生賞は弥生賞なんだよなー。

  • MAKIさん

    MAKI Y3dFcxA

    検討していたがどうか分かりませんが、ディープ記念と呼称する検討の際、若駒も検討されたかもしれませんが、レーティングの問題でG3にはできなかったはずです。
    ここ2-3年はレベル上がってきましたが。

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