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弥生賞ディープインパクト記念・G2」(9日、中山)
実りある追い切りとなった。
アロヒアリイは6日、美浦坂路で脚慣らしをしてから、今回が初コンタクトとなる横山和を背にWで追われた。
トライデントスピア(4歳1勝クラス)を4馬身追走。手応え良好のまま直線で内に入ると、馬なりのまま徐々に加速し、6F82秒2-36秒7-11秒1の好時計で半馬身先着した。
山崎助手は「手前の変え方が雑なのと、反応の速度を確かめてほしかった」と意図を説明。これに横山和は「まだ緩さが目立つし、すぱっと変えられない。背中は良く感じましたよ」と意思疎通はできたようだ。
皐月賞に向けての重要な
トライアル。「枠とメンバー次第ですね。うまくもっていければこなしてくれると思うし、うまくいかないと難しいシチュエーションになる可能性も十分ある」と鞍上。試金石の一戦は、全能力を発揮できるかどうかにかかっている。
提供:デイリースポーツ