◆第59回報知杯
フィリーズレビュー・G2(3月8日、阪神競馬場・芝1400メートル=3着馬までに
桜花賞への優先出走権、良)
今年から弥生賞と同週開催となった「報知杯」の
桜花賞トライアルに3歳牝馬フルゲート18頭が出走し、単勝3番人気の
ショウナンザナドゥ(栗東・
松下武士厩舎、父
キズナ)が、直線で外から鋭く伸びてデビュー6戦目で重賞初勝利を飾った。
池添謙一騎手は2008年
マイネレーツェル、22年
サブライムアンセムに続くVで
武豊騎手、安藤勝己元騎手と並ぶ最多タイの3勝目となった。勝ち時計は1分20秒7。
同馬は16年に
ファンタジーSを制した
ミスエルテ、24年にフラワーCを制した
ミアネーロの半妹。昨年6月に2戦目で初勝利を飾り、
アルテミスSで3着、阪神JFは4着。今年初戦のクイーンCでは9着だったが、初めての1400メートルで巻き返した。
14番人気の
チェルビアット(
北村友一騎手)が2着。7番人気の
ボンヌソワレ(
川田将雅騎手)が3着。3連単は54万3240円の高配当だった。上位3頭が
桜花賞・G1(4月13日・阪神競馬場、芝1600メートル)への優先出走権を獲得した。
北村友一騎手(
チェルビアット=2着)「まずは権利を取れたことが、何よりも良かったです。3コーナーぐらいがもう少しスムーズだったらと思いますが、その中でしっかり最後まで脚を使ってくれました。もっともっと奥がありそうな感じです」
スポーツ報知