3着馬までに
皐月賞の優先出走権が与えられる
トライアル。直近だけ見るとクラシックで目立って活躍する馬はあまり出ていないが、過去には
メイショウサムソン、
オルフェーヴル、
キタサンブラックなど後のトップホースがこのレースでの勝利を飛躍のきっかけにしている。
1.前走1勝クラス組の活躍が目立つ
過去のス
プリングSでは、前走1勝クラスからの参戦馬が好成績を収めている。過去10年で[7-6-3-34]と、勝率14.0%・複勝率32.0%と安定した成績を残しており、単勝回収率も157%と高水準だ。前走GI組は[1-2-2-8]で複勝率38.5%だが、人気になるので妙味は少ない。
2.前走好走馬が再度好走しやすい
過去10年のデータを見ると、前走で好成績を収めた馬が引き続き好走する傾向が強い。特に前走1着馬は[6-5-6-41]と、勝率10.3%・複勝率29.3%と安定した成績を残している。逆に、前走で6着以下に敗れた馬はほぼ馬券に絡んでおらず、巻き返しは難しい傾向にある。
3.前走4角3番手以内の先行馬が強い
中山芝1800mは基本的に先行有利なコース形態だが、ス
プリングSにおいてもその傾向は顕著だ。過去のデータでは、前走4角3番手以内で競馬をした馬の成績が[6-4-3-44]と好調で、勝率10.5%・複勝率22.8%となっている。好位から競馬ができるタイプの馬が狙い目だ。
ダノンセンチュリーは、前走の新馬戦で1800mを勝利しており、レースセンスの良さが光る一頭。中山の小回り適性が問われる中、前走4角1番手から押し切った内容は評価できる。中5週のローテーションも悪くなく、ここは無傷の重賞制覇を期待。