船橋競馬場(雨、重)で12日、伝統の長距離重賞・第70回
ダイオライト記念(JpnII・ダート2400m)が行われ、道中5番手追走から追い上げた2番人気の
セラフィックコール(
JRA)が、ゴール前で3番人気の
グランブリッジ(
JRA)を差し切って優勝した。
勝ちタイムは2分34秒7、
ミルコ・デムーロ騎手の騎乗だった。クビ差の2着に
グランブリッジ、さらに3馬身差の3着に逃げた6番人気の
メイショウフンジン(
JRA)が入り、
JRA勢が上位を独占した。地方最先着の4着に4番人気の
ディクテオン(大井)、5着に5番人気の
キリンジ(大井)が入った。1番人気の
アウトレンジ(
JRA)は6着だった。
セラフィックコールは
父ヘニーヒューズ、
母シャンドランジュ(母の
父マンハッタンカフェ)の5歳牡馬、毛色は栗毛。昨年に続く連覇を達成し、重賞3勝目となった。通算11戦7勝。
1着
セラフィックコール(
ミルコ・デムーロ騎手)
「とてもうれしいです。(前の馬の動きは気になったか、という質問には)そうですが、この馬の気持ちが一番大事です。この馬には久しぶりの騎乗で、先週の追い切りも良かったですし、馬のことを信じていました。
前が少し離れていて、馬もズブさを見せていましたが、まだ脚があると信じて、3.4コーナーでは上がっていけました。直線は頑張れる馬なので、頑張ってほしいと思って追って、(馬が)頑張ってくれました。
この馬の能力が高いですから、(体力的には)しんどい競馬にはなりますが、馬の気持ちが強いですし、負けたくないですからね。(この先も)頑張っていきます。雨の中、熱い応援をしていただいて、とてもうれしいです。ありがとうございます」
2着
グランブリッジ(
新谷功一調教師)
「馬の状態は凄く良く、良い雰囲気に見えました。川田騎手のコース取りやコーナーの回り方も完璧でした。結果的に最後はこの馬にとっては初めての2400mへの適性の差でしょう。しかし、改めてこの馬の強さを感じました。6歳になりましたが、まだまだやれそうです」
3着
メイショウフンジン(
酒井学騎手)
「行ききった方が良いので、ハナを取り切りました。そのおかげで息を入れることが出来ました。この前は残り600mから出して行きましたが、今日は残り400mから出して行って、テンに脚を使った割に最後までしっかり走ってくれました」
4着
ディクテオン(
吉原寛人騎手)
「理想の位置が取れました。距離は少し長いかもしれません。2000mくらいが良さそうです。馬場にも脚を取られていたので、馬場は乾いた方がいいと思います」
5着
キリンジ(
笹川翼騎手)
「自分のリズムで行けました。悪い内容ではなかったと思います。馬場は乾いている方が良さそうです。まだ5歳ですから、これが良い経験になれば良いですね」
(取材:大関隼、稲葉弥生)
ラジオNIKKEI