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【地方競馬】セラフィックコールが連覇達成!

デイリースポーツ
  • 2025年03月12日(水) 21時32分
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 「ダイオライト記念・Jpn2」(12日、船橋)

 外から最後にひと差し。2番人気のセラフィックコールが雨中の決戦を首差で制して、昨年に続く連覇を決めた。早めに抜け出した紅一点の3番人気グランブリッジが2着。逃げた6番人気のメイショウフンジンが3着に粘り、上位をJRA勢が独占した。

 4馬身差で楽勝した昨年とは違って、今年は首差の辛勝だったが、鞍上の叱咤激励に応えたセラフィックコールが連覇をもぎ取った。

 激しい早春の雨が降りしきる中での一戦は、スタートでやや後手を踏んだメイショウフンジンが二の脚を利かせて主導権。道中は縦長一本棒の展開に離れた5番手を追走。行き脚がひと息のシーンもあったが、2周目の3コーナー手前からエンジンを噴かせて行くと、先頭とは10馬身以上あった差をグングン詰めて4角では4番手に上昇。直線を向いて早々に先頭に立ったグランブリッジを目がけて外から襲いかかると、最速の上がりを駆使して首差かわしてフィニッシュした。

 先週の中山牝馬Sでシランケドを勝利に導き、1年ぶりの重賞Vを決めたばかりのM・デムーロが、今度はダートで21年東京大賞典オメガパフューム)以来の重賞V。しかも思い出深い船橋で初めてのタイトルだ。09年12月に船橋の闘将こと故・川島正行調教師のもとで1カ月間短期免許を取得していた場所。「懐かしい。そう、船橋でやっと勝てた。とてもうれしいね」と相好を崩した。

 昨年はチャンピオンズC10着から。今回も同12着から全く同じローテで連覇をつかんだ寺島師も笑顔だ。「枠も良かったし、雨で前が離れてくれてキックバックを受けずにうまく立ち回れました。いろいろかみ合ってくれたレースでした」と満足そうにうなずいた。

 デビューから5連勝でみやこSを制したほどの好素材。昨年は当舞台V以降、川崎記念帝王賞で5、8着とはね返された。5歳とはいえ、まだキャリアは11戦目と浅く、さらなる飛躍が期待される一頭。「能力は高いし、気持ちも強い。G1タイトルへ向けて頑張ってほしいね」と鞍上はエールを送る。次走は未定だが、昨年の悔しさをバネに今年は一気に本格化へ。その成長が楽しみになった。

提供:デイリースポーツ

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