4月6日に阪神競馬場、芝2000mで行われる
大阪杯。このレースの昨年の覇者、
ベラジオオペラ(栗東・
上村洋行厩舎)は今年も参戦を予定しており、今朝13日、レースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWで
上村洋行調教師が騎乗。3歳1勝クラスの
ステイクオールに先行する形で向正面に入っていく。力みのない走りで6F標識を通過していくが、ここが14.3秒と少し速いラップだったのか、その後は少しペースを落としてコーナーへ入っていく。
ペースが落ちても行きたがるようなところはなく、スピードコントロールは自在とばかりにコーナーを立ち回り、最後の直線に向いてからじわっとスピードが上がる感じ。ラストは相手が内から並びかけてきて、それに反応しようとするが、遅れない程度に促すだけの内容。それでもラストは鋭かった。
時計は6F83.5~5F69.2~4F54.4~3F38.5~2F23.6~1F11.3秒。レースまでの間隔を考えると、十分すぎるくらいに動くことができているし、
有馬記念以来にはなるが、ここまでの調整は順調といった印象だ。
(取材・文:井内利彰)