スマートフォン版へ

【スプリングS】ピコチャンブラック反撃へ 鞍上も好感触!前走大敗も軽快動きに素質再確認 親子3代制覇で皐月へ

デイリースポーツ
  • 2025年03月14日(金) 06時00分
3 12
 「スプリングS・G2」(16日、中山)

 メンバー唯一の木曜追いとなったピコチャンブラックが13日、美浦Wで好仕上がりをアピールした。時計自体は目立つものではないものの、課題の折り合いに進境がうかがえ、鞍上・石橋脩の感触も良好だ。前走のホープフルSでは13着と屈辱を味わったが、デビューからの2戦で重賞級のポテンシャルは証明済み。祖父ブラックタイド→父キタサンブラックに続くスプリングS親子3代制覇で皐月賞(4月20日・中山)の切符をつかみ取る。

 濃い霧に包まれた美浦Wを黒い馬体が疾走する。石橋脩を背にしたピコチャンブラックは最後まで馬なりだったが、しまいは上々の伸びを見せて6F87秒8-38秒8-11秒4をマークした。4週続けて騎乗した鞍上は「自分の走りをできるように、単走にしてもらった。そんなにやる必要はないしね。能力はあるし、息もできている」と仕上がりの良さを伝える。時計自体は目立たないものの、「それでも最後の走りっぷりはすごい」と軽快なフットワークに素質を再確認した様子だ。

 上原佑師も「最近では一番リラックスしていたし、やりたい調教ができた。先週よりハミが抜けるのが早く、ジョッキーの感触もかなり良かったです」と課題の折り合いに進境がうかがえ、満足そうな表情を浮かべた。前走時はトライアビットを使用していたが、この中間から当たりの柔らかいハミに変更。「レースではノーマルのハミにしますが、コントロールが利くようになっている印象があります」と手応えをつかんでいた。

 前走のホープフルSは多頭数の競馬に戸惑いもあり、デビュー3戦目で初の大敗となった。「今回は少頭数なので、外めの枠を引いて自分のリズムで運べれば。調教通りの走りをしてほしい」と指揮官。願いは一つ。ケイコからコンタクトを取ってきた石橋脩と、“人馬一体”の走りを-。鮮やかに巻き返して、本番への切符をつかみ取る。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 3件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す