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タリア出身のトップジョッキー、ランフランコ・デットーリ(54)が自己破産を申請すると発表した。13日、英レーシングポスト紙やアットザレーシズなど欧州
メディアが報じている。
昨年、HMRC(英国の関税庁)から脱税を指摘され、この半年間、税理士とともに問題解決に取り組んだが、うまくいかなかったとしている。
「残念ながら私は破産を申請することになりました。この結果に悲しく、恥ずかしい思いをしています。大きな決断であり今後、何年にもわたって私に影響を与えるでしょう」とコメントした。
デットーリは欧米、アジアと国を問わず多くのG1タイトルをものにし、
ジャパンCウイークや短期免許での来日経験も豊富。
ジャパンC3勝(96年
シングスピール、02年
ファルブラヴ、05年
アルカセット)、
ジャパンCダート(02年
イーグルカフェ)を含め、
JRA通算27勝をマークしている。
22年12月、英
メディアのインタビューで「23年がジョッキーとして最後の年になる」と引退を表明。その後、撤回し、米国を拠点に騎乗している。
破産を受けて「この長期的な問題に一線を引くことができてホッとしています。これにより、
リセットして騎乗に集中できます」と前を向いた。
スポニチ