凱旋門賞6勝など、世界のトップジョッキーとして活躍しているランフランコ・デットーリ騎手が破産申請を行うことが3月13日、分かった。英レーシングポスト電子版が報じた。同騎手は昨年12月、過去に雇用していた顧問税理士が考案した節税対策に対して、イギリス歳入関税庁(HMRC)に脱税行為であると指摘を受けていた。
デットーリ騎手は「過去6か月間、私の
アドバイザーはHMRCと協力して私の財政状況の解決策を見つけようとしてきました。残念ながら、私は破産を申請することになります。私はこの結果を悲しく、恥ずかしく思っています。破産は重大な決断であり、その結果は長年にわたって私に影響を与えるでしょう」と声明を発表した。
同騎手は2023年に一度、引退を発表したが、撤回し拠点をアメリカに移して現役を続行。昨年12月に阪神JFの
メイデイレディに騎乗するため約5年ぶりに来日していた。
スポーツ報知