「ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)」がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。今回は2025年1月1日から3月9日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング117以上の19頭が掲載。日本調教馬は5頭がランクインしている。
トップはサウジCを制した
フォーエバーヤングでレーティングは128。日本調教馬がワールドランキングの中間発表で単独トップとなるのは、14年の
ジャスタウェイ、16年の
エイシンヒカリ、23年の
イクイノックス以来4頭目の快挙。また、01年以来、日本のダート部門における最高レーディングであった
クロフネの125を超え、歴代トップとなった。
2位は香港の
ロマンチックウォリアーで127。サウジCではゴール直前で
フォーエバーヤングに差され連勝がストップしたものの、3着馬
ウシュバテソーロには10馬身半差を付ける内容で、自身の最高レーティングを初ダートで更新した。
3位タイは香港のカーイン
ライジングと米国の
ホワイトアバリオで124。前者はセンテナリーSCを3.1/4馬身差で完勝し、後者は
ペガサスワールドWCを6.1/4馬身差で圧勝。それぞれこの評価となった。
そのほかの日本調教馬では、AJCCを勝利した
ダノンデサイル、ネオムターフCで白星挙げた
シンエンペラーが118で7位タイ。フェブラリーSを制した
コスタノヴァ、
中山記念をレコード勝ちした
シックスペンスが117で10位タイと発表された。なお、
ダノンデサイルのレーティングは当初119と発表していたが、LWBRR委員会で協議の結果、118に変更された。
(
JRAのホームページより)