競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
だいぶ暖かくなってきましたね。徐々にですが、2歳ゼッケンを着けている馬の比率が高くなってきました。今年もデイリー馬サブローはPOGコンテンツを強化していきますので、またYouTubeなどでいろいろお話しができればと思っております。ぜひともお楽しみにしていただければ。
さて先週の
弥生賞ディープ記念は
ファウストラーゼン(牡、西村)が向正面からのまくりで勝利。杉原騎手の大胆な騎乗はお見事でしたね。次走はもちろん
皐月賞(4月20日・中山、芝2000m)へコンビ継続で向かいます。展開の鍵を握る一頭となりそうですね。
共同通信杯を勝った
マスカレードボール(牡、手塚久)も
皐月賞直行が発表されました。潜在能力は相当高い馬ですし、右回りでもしっかり力を出し切ってくれるか注目したいです。
そして注目の2歳馬が入厩してきました。
皐月賞で1番人気になるであろう
クロワデュノールの全弟
チャリングクロス(牡、
奥村武、
母ライジングクロス)で、相当注目を集めそうですね。「すごくいい馬で、いい成長を見せています。軽いタイプの
キタサンブラック産駒で楽しみ」と師も期待しています。
ナグルファルの全妹
トランスマーレ(牝、高柳瑞、父
エピファネイア、
母ランドオーバーシー)、
ジオグリフの全弟
ロスパレドネス(牡、木村、父
ドレフォン、
母アロマティコ)も入厩済み。まずはゲート試験合格を目指し、本格的な調教はまだ先となるでしょうが、しっかりと見ておきたいところです。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ