3月15日の阪神4R・3歳未勝利(芝1400メートル=18頭立て)は、5番人気の
デアリングエア(牝、栗東・
杉山晴紀厩舎、父
エピファネイア)が逃げ切った。勝ち時計は1分21秒7(良)。
松山弘平騎手は「1400メートルということで、スピードを生かす競馬を意識しました。できれば前に壁をつくれればと思っていましたが、まずは持ち味を生かしました。直線も余裕がありましたし、強い競馬でした」と相棒をたたえた。
全姉で、2020年に無敗で3冠牝馬となった
デアリングタクトの主戦も務めた松山騎手は「こうして妹に乗せていただいて、ホントにすごくうれしいです。似ている部分があります。次も楽しみですね」と期待を寄せた。
デアリングタクトも管理した杉山晴調教師はレース後、ウイナーズサークルで
サイン攻めに。「とりあえず勝つためのレース選択をしました。ジョッキーとも、勝つ競馬をと話していました。イメージ通りの競馬をしてくれました。今後は成長を促しつつ、1600メートルまでもってくれれば。クラスが上がれば(折り合いも)楽になりますからね」とホッとした表情を見せた。
スポーツ報知