阪神8Rの第27回
阪神スプリングジャンプ(障害4歳以上・J・GII・芝3900m)は4番人気
ヴェイルネビュラ(
五十嵐雄祐騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分31秒7(良)。アタマ差の2着に1番人気
ジューンベロシティ、さらに5馬身差の3着に3番人気
ネビーイームが入った。
ヴェイルネビュラは美浦・
大竹正博厩舎の7歳セン馬で、父
ロードカナロア、
母リングネブラ(母の
父ハーツクライ)。通算成績は23戦5勝。
レース後のコメント
1着
ヴェイルネビュラ(
五十嵐雄祐騎手)
「距離が長いレースなので、折り合いをつけて、前半はのんびり行きました。ペースが遅く、行きたがるところがありましたが、何とか我慢して走ってくれました。後半は
ジューンベロシティを負かせそうな手応えを感じていましたので、並んでいって最後は交わしてくれました。
中山大障害の2、3、4着馬が相手でしたが、しっかり走ればチャンスがあると思って乗っていました。とても力があります。(障害重賞全6場制覇について)阪神だけ勝てなかったので、勝てて良かったです」
2着
ジューンベロシティ(
森一馬騎手)
「道中はそれほど力みなく、自分のリズムで走れました。ただ、物見をすることが多く、落馬した馬が逆走していたのを見て膨れたり、ちょっとしたロスがありました。最後は休み明けのぶんも出たと思います。一回使って次は経験の多い中山コースになりますし、次に向けてもっと良くなるのではないかと思います」
3着
ネビーイーム(
小牧加矢太騎手)
「安定して走ってくれています。しかし、ペースが落ち着いて、前でよーいドンの形になり、終いもまだまだ脚を使える感じで終わってしまいました。それでも安定感は増しているので、今後も楽しみです」
4着
エコロデュエル(
草野太郎騎手)
「ポジションを取って折り合えましたし、跳びもある程度上手にこなしてくれて、悪くない競馬だったと思います。ただ、スローになり、この馬向きの流れではありませんでした。次を考えれば、チャレンジして動いていっても良かったかもしれません。今日は分が悪い展開でした。次また頑張ります」
ラジオNIKKEI