「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有する
ゴーソーファー(牝3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、
フラワーカップ(3歳牝・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
ゴーソーファーは父
キズナ、
母ゴーマギーゴー、母の
父Ghostzapperの血統。母は米G2を2勝。半兄の
オープンファイアは23年の
きさらぎ賞の2着馬。同年のセレクトセール1歳で8800万円(税抜)で取引された。
昨年8月の新潟でデビュー勝ち。馬なりでハナに立つとスローに落とし、上がり3Fをメンバー中2位の34秒4でまとめて押し切った。続く
サフラン賞は最下位の9着だったが、ここで休養を挟んだことが奏功。復帰戦となった1月の中山の1勝クラスを鮮やかに差し切り、クラシックを視界に捉えている。
藤田オーナーにとっては牝馬の重賞初制覇もかかる一戦。ここでまずはタイトルをつかみ取り、主役候補の1頭として春の大舞台に向かいたい。