デビュー5年目の
永島まなみ騎手が、
愛知杯(4歳上牝・GIII・芝1400m)の
スウィープフィート(牝4、栗東・
庄野靖志厩舎)で
JRA重賞2勝目を狙う。
永島騎手は21年デビューの22歳。
JRA通算114勝。ルーキーイヤーは7勝止まりだったが、2年目以降は21勝、50勝、32勝と安定した成績を残している。今年はここまで4勝をマーク。また、2月にはサウジアラビアの国際騎手招待競走「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」に参戦し、海外初騎乗も果たしている。
愛知杯では
スウィープフィートと4戦ぶりにタッグを組む。2歳夏のデビューからコンビ結成。2戦目で初勝利を挙げたが、その後は
白菊賞が2着、阪神JFが7着、
エルフィンSが2着と、もどかしいレースが続いた。何より
武豊騎手に乗り替わった
チューリップ賞で重賞初制覇となったので、悔しさもあっただろう。今回は
オークスで6着に敗れて以来、10カ月ぶりの実戦。休み明けの割引は必要としても、永島騎手は再度の騎乗依頼に期するところがあるはずだ。
昨年の
マーメイドSの
アリスヴェリテに続く重賞2勝目がかかる一戦。今度こそはパートナーの持ち味をフルに引き出す好騎乗を期待したい。