23日に中京で行われる「第62回
愛知杯」は牝馬限定G3は変わらないが、昨年までの1月開催、芝2000メートルの条件を
リニューアル。今年から昨年までの
京都牝馬Sを受け継ぐ形で芝1400メートル、重量もハンデから別定に変更して実施される。
混戦ムードが漂う。関東馬
カピリナが主役を務める。2勝クラス、3勝クラスと連勝で挑んだ前走
シルクロードSは2番人気4着。五分のスタートから中団の外で脚をためた。重賞のス
プリント戦で道中は少し追走に苦しんだが、直線は馬場の真ん中から脚を伸ばした。悲観する内容ではない。条件は違うが1400メートルはダートで勝ち星があり、前走の内容からも1F延長で追走は楽になりそう。戸崎とのコンビ継続で初タイトルをつかみ取る。
スウィープフィートは昨年3月
チューリップ賞で重賞初制覇を飾った。春は
桜花賞が4着、
オークスが6着と善戦。下半期は夏バテの影響で休養が長引き、今回が復帰戦となる。12日の1週前追いは坂路でビッシリ追われ、僚馬に首差で遅れたものの、4F51秒0~1F12秒2と時計は出ている。このまま順調にレースを迎えたい。
4歳
クランフォードは1番人気に支持された前走
スワンSが13着。1400メートルで初めて馬券圏外に敗れた。それでも昨春から3連勝で一気にオープン入りを決めた実力馬。まだ見限るのは早い。
4戦連続で2桁着順の
コラソンビートは芝1400メートルで23年
京王杯2歳S勝ちを含む【2100】と
パーフェクト連対。前走の
東京新聞杯12着から1F短縮で一変可能だ。他にも昨年1月
フェアリーS覇者
イフェイオンなどが登録している。
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