「フラワーC・G3」(22日、中山)
未勝利から特別戦と目下2連勝中の
パラディレーヌ。2戦ともに2番手から危なげなく抜け出す完勝劇で、ポテンシャルの高さを見せつけた。1週前追い切りは、栗東CWで6F87秒6-11秒4をマーク。軽快な動きを披露し、前走後も順調に来ている。走り慣れた芝1800メートルで重賞初Vを飾り、3連勝で春の大舞台に駒を進める。
セントポーリア賞2着から初の重賞の舞台に挑む
ミッキーマドンナ。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで6F82秒9-11秒3をマークして最先着を決めた。攻め気配は申し分ない。母は15年の
オークス、
秋華賞を制した
ミッキークイーン。異父姉は昨年の
愛知杯覇者
ミッキーゴージャス。血統馬が全力で勝利をつかみにいく。
ジョスランは、全兄にG1・3勝馬
エフフォーリアを持つ良血馬。デビュー戦は二の脚を利かせてハナに立つと、直線で後続を突き放して2馬身半差で完勝。逃げて、上がりはメンバー最速と大物感あふれる内容で初陣を突破した。1週前追い切りでは、美浦芝の併せ馬で0秒2先着と好仕上がり。初勝利直後でも侮れない。
フェアリーSは10着と大敗した
ホウオウガイアだが、初のマイル戦に戸惑って力を出し切れずに終わった。新馬戦を3馬身差で圧勝し、
百日草特別では牡馬相手に2着と能力は高い。良績のある中距離戦で勝ち切って賞金を加算。クラシックへの扉を切り開く。
1勝クラスを勝ち上がった
ゴーソーファー。最後方から、大外一気の豪脚で鮮やかに差し切った。下した2着馬は次戦の
弥生賞ディープ記念で3着。重賞級の潜在能力を秘めているのは間違いない。
提供:デイリースポーツ