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【愛知杯展望】スウィープフィートが永島まなみとのコンビ復活で重賞2勝目を狙う

デイリースポーツ
  • 2025年03月16日(日) 21時33分
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 「愛知杯・G3」(23日、中京)

 今年から京都牝馬Sの芝1400メートルを引き継ぐ形で距離が短縮。施行時期も3月に移設され、装い新たに生まれ変わった。

 昨年のオークス6着後、休養に入っていたスウィープフィートが復帰する。体調面が整わず秋を全休。春に備えて調整が進められてきた。1週前追い切りは、栗東坂路で4F51秒0-12秒2をマーク。併せ馬で遅れはしたものの、気配自体は悪くない。4戦ぶりに永島まなみとのコンビに戻る。昨年の桜花賞4着馬が、2つ目の重賞タイトルを手にして飛躍の年にする。

 3連勝で挑んだスワンSは13着と大敗したクランフォード。好位のインを手応え良く追走していたが、直線半ばで脚が止まり、後方集団にのみ込まれた。勢いを買われて1番人気の支持を受けたが、昇級戦で牡馬相手のG2ではさすがに荷が重かった。今回は牝馬限定戦で2走前にV実績がある舞台と条件が好転。巻き返しは十分にある。

 シルクロードSは10番人気で2着に激走したグランテスト。先行集団を前に見ながら好位でレースを進め、最後までしぶとく脚を使って勝ち馬に迫った。デビューから一貫して、芝1200メートル以下に使われており、距離延長が課題だが、目下の充実ぶりは無視できない。高松宮記念との両にらみだが、こちらに回ってくるなら首位争いだ。

 昇級初のシルクロードSは4着止まりのカピリナ。勝負どころの反応がひと息で、直線半ばでエンジンがかかったが、ここまでが精いっぱいだった。それでも勝ち馬から0秒4差といきなり重賞にメドが立つ走りを見せた。追走が楽になる分、芝1400メートルもプラスだ。

 淀短距離Sで(5)着と復調のきっかけをつかんだエトヴプレ。好位のインで運ぶと、そのまま内からしぶとく脚を伸ばして、阪神C18着から大きく巻き返した。昨年のフィリーズR覇者で桜花賞でも5着に入った素質馬。本調子に戻れば、牝馬同士なら互角に戦えるはずだ。

提供:デイリースポーツ

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