スマートフォン版へ

【25年の新種牡馬たち】TUBE前田亘輝氏の愛馬ノブワイルド 産駒にはサクラハゴロモ×アンバーシャダイの全きょうだいクロス持つ馬も

  • 2025年03月17日(月) 11時30分
2 27
 4月末からホッカイドウ競馬で、6月には中央競馬でも新馬戦がスタートする。昨年はサートゥルナーリア産駒が27勝、ナダル産駒がダートで次々に白星を挙げて話題を集めた。新種牡馬の活躍は2歳戦線での見どころのひとつだが、今年デビューを迎える注目の産駒といえば。ロックバンド・TUBEの前田亘輝氏の愛馬として、ダート短距離路線で活躍したノブワイルドは、初年度に2頭が血統登録されている。

 ノブワイルドは父ヴァーミリアン母コウエイベスト、母の父アンバーシャダイの血統。JRAでデビューを迎え、2戦目に札幌ダ1000m戦で大差勝ちを収め、翌年夏から南関東でのキャリアをスタートさせる。下級条件からコツコツと白星を積み重ね、18年のテレ玉杯オーバルスプリントで初タイトル。翌年には同レースを連覇するなど、地方屈指の快速馬として鳴らし、9歳までに重賞5勝を挙げた。通算成績は39戦13勝。

 21年1月の船橋記念で故障により競走中止となったが、治療の末に北海道新冠町の白馬牧場で種牡馬入り。初年度は8頭に種付けを行い、うち2頭が血統登録されている。「ノブフランクリンの2023」は両親共に前田亘輝氏の元所有馬で、血統面から注目したい1頭。81年有馬記念ほか重賞5勝を挙げたアンバーシャダイと、サクラバクシンオーの母として知られるサクラハゴロモの全きょうだい3×3をはじめ、サンデーサイレンス4×4などの強烈なクロスを持つ。血統的にはマイナーではあるが、ポテンシャルは秘めていそうだ。

 また、もう1頭の「ミスローラの2023」は、伯母に16年関東オークス2着のミスミランダーがいる血統。まずはともにデビューへとこぎ着け、昨年暮れに亡くなった父に白星をプレゼントしたい。数少ない後継の中から、大きなステージで活躍する馬は現れるだろうか。

みんなのコメント 2件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す