今週末は
ファルコンS→
愛知杯と2日続けて、中京芝1400mで重賞が行われる。そこで20年以降の全160鞍を分析し、中京芝1400mで使えるデータを紹介したい。
まずは種牡馬から。最多勝は
キズナ産駒の14勝。とりわけ牡馬&セン馬が優秀で【7-3-1-18】の勝率24%、複勝率38%。単勝回収率は218%もある。また、
Frankel産駒の牡馬&セン馬も【4-4-3-6】の勝率24%、複勝率65%と、サンプル数こそ少ないが大活躍している。一方で
ビッグアーサー産駒の牡馬&セン馬は【0-1-4-29】と苦戦傾向。
ダイワメジャー産駒の牡馬&セン馬も同じく【0-1-5-38】と低調な成績に終わっている。
続いては騎手。勝利や複勝率が高いのは
川田将雅騎手だが、人気馬がほとんどなので、回収率は平均レベル。馬券的な妙味でいえば、
M.デムーロ騎手や
田中健騎手に注目となる。
脚質は当日の馬場傾向次第か。ただ、前走の上がり3Fが3位以内だった馬は【59-54-50-343】の勝率12%、複勝率32%と上々。その中でも前走で連対していた馬は【32-22-31-105】の勝率17%、複勝率45%。回収率は単複ともに90%を超えてくるので、少なくともヒモでは押さえておきたい。最後に枠順だが、こちらは目立った傾向なし。15頭立て以上の多頭数に限っても、1枠から8枠まで、極端な差はない。外枠だからといって評価を下げないようにしよう。