今週はフラワーCを分析する。主役不在、難解な3歳牝馬限定戦。勝ち馬を過去10年の傾向から探る。データから浮かび上がってきた馬は?
【前走クラス】重賞組は【1・3・2・28】と意外にも芳しくない。信頼できるのは11連対の1勝クラス組。昨年はワンツー、目下3連勝中だ。17、19年はワン
ツースリーを独占と圧倒的な結果を残す。新馬、未勝利組は勝ち星こそあるものの馬券圏内に入る率はそう高くない。
【前走距離】中心は今回と同じ1800メートル組【4・3・2・34】と1600メートル組【4・3・6・48】になる。1400メートル組も【1・0・1・6】とまずまずで、距離延長組は【5・3・7・56】と好成績を残す。一方、前走2000メートル以上を走った馬は【1・4・1・21】と勝率(3・7%)が低い。距離短縮組の頭狙いは危険だろう。
【脚質】直線の短い中山で、ペースが落ちやすい3歳牝馬限定戦。前有利の印象を受ける。逃げは3勝、4角4番手以内の馬が8勝を挙げる。一方、同7番手以下の馬は【1・4・3・62】。同10番手以下の馬は【1・0・0・44】と厳しい。先行馬から組み立てるのが賢明といえる。
【結論】2勝馬
パラディレーヌを推す。前々走の未勝利戦、牡馬相手となった前走1勝クラスの
つばき賞共に芝1800メートルで、2番手から楽に抜け出して圧勝した。操縦性も文句なし。3連勝が濃厚だ。
スポニチ