◆第62回
愛知杯・G3(3月23日、中京・芝1400メートル)
得意の距離に戻れば主役は譲れない。
コラソンビートは今回5戦ぶりとなる7ハロン戦。23年
京王杯2歳S勝ちを始め
ダリア賞V、報知杯FR2着と
パーフェクト連対を誇る距離に投入される。マイルでも23年阪神JF3着の実績があるが、加藤士調教師は「古馬になって
パワーもついてきているし、以前はうまくコントロールしていたけど馬が力をつけてきたことで1600メートルだと少しきつくなってきている」と参戦の経緯を説明した。
12日の美浦・Wコースでの1週前追い切りでは抜群の推進力でグイグイ加速。鞍上が何とか折り合いをつけ、しまいでしっかり気合をつけ5ハロン65秒2―11秒8の好時計で駆け抜けた。トレーナーも「きょうは我慢して走れていました。距離を短縮してまたいい味を出してくれれば」と期待は大きい。今後は短距離路線も視野に入れる4歳牝馬が再び力を示す。
スポーツ報知