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【フラワーC】牡馬と戦い続けた良血馬が混戦の牝馬クラシックの主役になる 加藤士調教師「いいものを持っている」

スポーツ報知
  • 2025年03月18日(火) 06時00分
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◆第39回フラワーC・G3(牝馬限定、3月22日、中山競馬場・芝1800メートル)

 第39回フラワーC・G3(22日、中山)でレーヴドロペラが3歳牝馬戦線のヒロインに名乗りを上げる。ここまでクラシックを見据えた牝馬限定戦は1番人気総崩れで混戦模様。前走でホープフルSに挑むなど一貫して牡馬との対戦を続けてきた良血が、戦況を一変させる力を見せつける。

 世代トップクラスの牡馬にもまれた経験を生かす。レーヴドロペラはデビューから6戦目の今回が、初の牝馬同士での戦いとなる。2走前の芙蓉Sは外から早めに動いて連対を確保。前走はG1ホープフルSに牝馬唯一の参戦ながら、決して見劣ることのないメンバー3位の末脚を繰り出した。8着だが中身が濃かった内容に加藤士調教師は「全然良かったと思う。相手が強いなかでしっかり走っているし、今回は牝馬同士で面白い競馬ができるんじゃないかな」と期待を隠さない。

 デビューから脚をためる形を身につけ、ここまで好走を続けてきた。特にセールスポイントは高い心肺機能。トレーナーも「力みがないので長い距離を走るにはいい性格。中身も良くいいものを持っているなという感じ」と評価が高い。加えて、普段からまじめで「走るのをやめたりしない」と常に全力を出し切れる点も強みになる。

 12日の美浦・Wコースでの1週前追い切りは最後に仕掛けられるとパワフルな末脚を披露。雨で重くなった馬場をものともせず6ハロン82秒3―12秒0をマークし、順調ぶりをうかがわせた。加藤士師も「ゴールしてからも勢い良かったし、上がってきても余裕があった」。ポテンシャルの高さを証明するデモに納得の表情を浮かべた。

 春の中山の芝は開幕から先行有利が顕著だったが、日曜の雨により荒れ出し、差しが利く馬場に変化しそうなのも追い風になる。「最後の差し脚もしっかりしていますし、あとはうまく展開がはまってほしい」と指揮官。近親に10年の阪神JFを制したレーヴディソール青葉賞Vのアプレザンレーヴ(09年)、レーヴミストラル(15年)がいる良血。ここで重賞タイトルをつかみ、こんとんとする牝馬クラシックロードの主役に躍り出る。(石行 佑介)

スポーツ報知

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  • ゆーじさん

    >デビューから脚をためる形を身につけ・・・
    誤解があるな笑
    まだトモの嵌りが悪くてスピードに乗るのに時間がかかるから後方になっちゃうだけなんだよなあ・・・

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