春のG1シーズン開幕を告げるス
プリント王決定戦「第55回
高松宮記念」の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。2年連続2着の
ナムラクレア(牝6=長谷川)はルメールを背に坂路で4F51秒5~1F12秒1の好時計。僚馬で半弟の
ナムラアトム(4歳3勝クラス)を突き放した。見守った長谷川師は「非常にいい状態。2歳時から完成度が高く、そこからさらに良くなってきた。そんな馬はなかなかいない。G1を勝たせなければならない馬」と言葉に力を込めた。
前走・
阪神カップVから手綱を取るルメールも「真っすぐ走って最後まで頑張っていた」と好感触。
JRA・G1完全制覇まであと3競走と迫る鞍上にとってドバイ国際競走と日程が重なりやすい
高松宮記念は鬼門。過去3回(16年
アルビアーノの3着が最高)しか騎乗しておらず、「今までで一番のチャンス。勝ってほしい」と意気込んだ。
スポニチ