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阪神大賞典・G2」(23日、阪神)
ショウナンラプンタは19日、栗東坂路で最終追い。伸び伸びとしたフットワークで駆け上がり、4F53秒9-39秒2-12秒1を計時した。活気に満ちあふれ、前進気勢も申し分なかった。高野師は「リズムを整える感じで。動きは良かったし、先週時計を出してしっかりやっているので、いい感じで走る気になっています」と好感触だ。
後方待機となった
日経新春杯は上がり3F最速の脚で2着。レースぶりが安定しなかった以前とは異なり、近走は重賞戦線で(3)(4)(2)着と堅実な走りを見せている。「口向きの改善に、乗ってくれていたジョッキーや牧場の方と同じベクトルでやってきた。
ゆきやなぎ賞の段階でだいぶいいなという感触でしたが、さらに良くなってきた」と説明。課題だった気性面に進境が見られているようだ。
武豊との新コンビで臨む一戦。舞台は阪神三千へと変わるが、「
菊花賞では最後しんどくなったけど、G1でしたからね。あそこまで走れたし、持っているスタミナ値なら走れるかな」と能力を信じる指揮官。重賞タイトル奪取へ機は熟した。
提供:デイリースポーツ