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ロードデルレイ(20日・浜口)
1月の
日経新春杯を制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした
ロードデルレイ(牡5歳、栗東・中内田)。次走に予定している
大阪杯(4月6日・阪神、芝2000m)に向けて、順調に調整が進んでいる。この日は栗東CWで単走で追い切られ、6F87秒7-11秒6(G強め)を記録した。大跳びながらも俊敏な脚取りで、この馬らしい前進気勢も健在。フレッシュな状態で本番へと向かえそうだ。
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メリオーレム(20日・河西)
メリオーレム(牡4歳、栗東・友道)がこの日、栗東CWで6F84秒4-11秒1(一杯)をマーク。鞍上の
ゴーサインに素早く反応し、直線では豪快に伸びてきた。1番人気で敗れた前走・
早春S4着のダメージも少なく、いつでも反撃できる態勢にある。
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ウイングレイテスト(20日・澤田)
来週の
高松宮記念(30日・中京、芝1200m)を予定する
ウイングレイテスト(牡8歳、美浦・畠山)が、松岡を背に1週前追い切りを行った。師は「単走で外めを通り、サーッと感触を確かめてもらう程度にやってもらいました」と説明。その上で「上がってきて、松岡も『前走の反動がなくて予定通りいけそうです』と上々の感触でした。前走もレースは横山武でしたが、追い切りは松岡に乗ってもらい『まだまだ』という辛口の評価ながら、3着と頑張ってくれましたからね。GIで相手はさらに強化されますが、間違いなく前走以上の状態で臨めますし、今の短距離路線は絶対的な存在がいないので、そこまで差はないと思っています」と自信をのぞかせた。
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エイシンフェンサー(20日・城谷)
シルクロードSを制し、
高松宮記念(30日・中京、芝1200m)の有力馬にのし上がった
エイシンフェンサー(牝5歳、栗東・吉村)が1週前追いを栗東CWで消化。主戦の川又が先週に引き続き騎乗し、僚馬2騎を追いかける形でスタート。15-15ペースの前半でしっかりと折り合い、余力十分の手応えで直線へ。残り1Fで鞍上が合図を送ると素早く反応し、スッと抜け出す素晴らしい瞬発力を披露した。時計も6F81秒8-37秒2-11秒3(G前強め)と上々。いったん放牧を挟んだが、馬体に緩みはなく、引き続きいい状態でレースを迎えられそうだ。
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トゥラヴェスーラ(20日・安里)
高松宮記念(30日・中京、芝1200m)は4度目の挑戦になる
トゥラヴェスーラ(牡10歳、栗東・高橋康)。過去3回の成績は4、4、3着。10歳になったとはいえ、軽視はできない。「1週前追いは掛かってラストを要したが、しっかり負荷は掛かったし、鞍上も感触をつかめたと思う。良化がスローなあたりに年齢を感じるが、その点は考慮して調整しているし、いい状態で臨める」と西岡助手。得意の道悪になれば、一発があっても不思議ではない。
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ドロップオブライト(20日・紺谷)
ドロップオブライト(牝6歳、栗東・福永)が、幸を背に栗東坂路で
高松宮記念(30日・中京、芝1200m)の1週前追い切りを消化。4F50秒3-36秒0-12秒2(一杯)をマークして好仕上がりをアピールした。(2・1・1・1)と相性のいい中京で、GI制覇を期待したい。
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スズハローム(20日・竹原)
高松宮記念(30日・中京、芝1200m)に出走予定の
スズハローム(牡5歳、栗東・牧田)は、黒岩を背に栗東CWで1週前追い切り。時計は6F79秒5-36秒9-11秒4(一杯)。
イリバーレ(3歳未勝利)、
ヤヌシサンダー(3歳未勝利)を大きく追走すると、直線で並びかけて一気に突き放し、前者に0秒5先着、後者に2秒5先着した。動きに活気があり、ひと叩きされて気配も上向きだ。
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提供:デイリースポーツ