引退競走馬の支援活動などに取り組んでいる「TCC
Japan」が20日、滋賀県高島市の観光名所でメタ
セコイア並木沿いにある観光養老牧場「メタ
セコイアと馬の森」のグランドオープン(4月19日)に向けて、竣工(しゅんこう)式が行われた。
年間、約30万人が訪れる観光地。並木沿いを馬車が走り、馬とカフェタイムを楽しんだり、馬の在り方や働き方、自然や地域との共生について新しい社会価値をつくる。「馬と自然と地域の共存」を
コンセプトに人馬が安らげる空間の提供を目指す。全10頭で元競走馬は15年チャレンジCを制した
フルーキー、20年
日経新春杯2着
レッドレオンなど6頭が在籍している。
竣工式には元
JRA調教師の角居勝彦さん(60)、現役騎手の
和田竜二(47)、
福永祐一師(48)と、その父で元騎手の洋一さん(76)ら豪華ゲストが出席した。
▼角居勝彦さん 凄いね。滋賀県を代表する観光スポット。奇麗な
ロケーションの中に融合している。乗った、触ったなどの経験、思い出が(馬との)入り口になれば、いいですね。
▼和田竜 観光スポットとしても有名だけど、さらに多くの方々に知ってもらえれば。厩舎も奇麗で自然豊かなところ。放牧に出されている馬を見るだけでも気分が良くなると思います。日本各地で広がってくれれば。
▼福永師 ここには自分が騎乗経験がある馬、勝利した馬がいて、非常に特別な思いがあります。自分と関わりがあった馬が地域の方々、観光に来た方々の役に立てる仕事を与えていただいたことを感謝しています。
スポニチ