22日の阪神競馬4Rで行われた3歳未勝利(ダート2000メートル)で、
武豊騎手騎乗の1番人気
バッケンレコード(牡)が好位3番手から上がり3Fメンバー最速の末脚で抜け出して勝利。管理する元騎手の
秋山真一郎調教師(46)=栗東=は、開業後延べ4頭目でJRA初勝利となった。
武豊と秋山師のタッグでは先週の
コーラルSで
テイエムリステットが2着と惜敗。早速リベンジを果たした形だ。
レース後、
武豊は騎手時代の後輩でもあるトレーナーに対し、「先生、ありがとうございました」と笑顔。秋山師は深々としたお辞儀で応え、ガッチリ握手を交わしたのちにウイナーズサークルへと向かって行った。
記念すべき勝利を挙げた
武豊は「調教師の指示通りに乗って勝てました。初めてのダートも合っていそうで、チャンスがあると思っていました。初勝利もかかっていたし、良かったです」と目を細め、秋山師は「ホッとしました。オーナーもチャンスのある馬を預けてくださりましたし、感謝です。やっぱりユタカさんはカッコいいですね。尊敬するユタカさん大好き!」と、トレーナーとして初めての勝利の味をかみしめていた。
提供:デイリースポーツ