◆第39回
ファルコンS・G3(3月22日、中京競馬場・芝1400メートル、良)
短距離G1戦線を見据える3歳馬18頭によって争われ、
岩田望来騎手が騎乗した3番人気の
ヤンキーバローズ(牡、栗東・
上村洋行厩舎、父
エピファネイア)がゴール前で抜け出し重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分21秒0。
昨年6月の函館で新馬戦を勝ち、その後は
函館2歳S4着、
京王杯2歳S3着、万両賞2着と惜敗が続いていたが、3か月ぶりの3歳初戦で待望のタイトル獲得となった。
2着は6番人気の
モンドデラモーレ(
杉原誠人騎手)、3着は13番人気の
リリーフィールド(
国分恭介騎手)だった。
藤岡佑介騎手(
パンジャタワー=4着)「スタートで逃げ馬に(進路を)カットされた以外はスムーズでした。3コーナーで下(馬場)が悪くなったタイミングで、手応えが悪くなった。そのぶん、たまり切りませんでした。乗りやすくいい馬です」
吉田豊騎手(
ラパンチュール=5着)「調教に乗って、いい脚を持っているのは分かっていました。ゲートで落ち着きすぎていて、今日もあんな感じだったので、腹をくくって、しまいに脚を使わせる形。着差が着差だけに同じぐらい出てくれていれば、際どかったと思います」
クリストフ・ルメール騎手(
シルバーレイン=6着)「瞬発力がないです。中京は合わなかった。ラストはジワジワ伸びていましたが、東京の1400メートルがベストです」
斎藤新騎手(
モジャーリオ=9着)「ペースや枠がかわいそうでした。それでも徐々に良くなっているのを感じます」
北村友一騎手(
トータルクラリティ=10着)「具合の良さは感じていて、落ち着いてゲートインできました。レースも想定通りで、うまく進められましたが、直線はエンジンがかかりませんでした。気持ちの問題なのかな」
小崎綾也騎手(
クラスペディア=16着)「外枠だったので、2列目の馬の後ろがギリギリの許容範囲でした。3角で(流れが)緩んだところで噛んで、リズムを崩したことが影響しました」
永島まなみ騎手(
スマッシュアウト=18着)「前半かんでしまって…。1200メートルの方がいい感じがしました」
スポーツ報知