◆第39回フラワーC・G3(3月22日、中山・芝1800メートル、良)
3歳牝馬限定のG3は16頭立てで争われ、5番人気で
戸崎圭太騎手騎乗の
レーゼドラマ(栗東・
辻野泰之厩舎、父
キズナ)が、重賞初挑戦Vを決めた。
戸崎圭太騎手は
JRA通算1600勝目となった。辻野厩舎は昨年の
阪神牝馬S以来の
JRA重賞通算8勝目で、開業した21年から5年連続の重賞勝利。勝ち時計は、1分47秒8。
2馬身半差の2着は1番人気の
パラディレーヌ(
川田将雅騎手)、さらに首差の3着は4番人気の
ゴーソーファー(
津村明秀騎手)だった。
横山武史騎手(
ジョスラン=4着)「もともとスタートが速いほうではないので、ポジションとしては想定内。折り合いを心配していたが、折り合いがついて、いいリズムで運べた。3、4角で加速したかったけど、脚を取られたような感じで加速できなかった。まだこれからの馬ですね」
佐々木大輔騎手(
ミッキーマドンナ=5着)「返し馬、待機所、ゲート裏で力みを取ってあげられず最後の脚に響きました。スタートは速かったし、流れやさばきも含めてうまくいったのですが…」
藤懸貴志騎手(
ハギノピアチェーレ=6着)「スタートだけは、なんとか決めたいと思っていたのですが、そこまで前回も速くなかったですし、少し後手に回る形になったのが痛かった。馬群でレースができて最後もすごい脚を使ってくれたので、可能性の広がる走りは見せてくれました」
大野拓弥騎手(
レーヴドロペラ=7着)「内へ潜り込んだが、馬場が荒れていた。もっと軽い馬場の方がいい」
江田照男騎手(
ヴォンフレ=8着)「流れに乗って競馬ができた。これまでの騎手が教えてきたことが身になっている。あそこからの頑張りは今後の成長次第」
松岡正海騎手(
ホリーアン=9着)「センスのいい馬です。ただ、距離は1ハロン長いかもしれません」
丸田恭介騎手(
ホウオウガイア=10着)「競馬に行っての雰囲気がもうひとつ。伸び切れなかったです」
北村宏司騎手(
ジャルディニエ=11着)「ゲートの駐立が悪く、目を負傷したのもあってエキサイトした。後ろからになっても諦めずに走ってはいますが、押し上げるまでは行けませんでした…」
横山和生騎手(
キョウエイタイコ=12着)「休養前に勝って馬が自信をつけたようで前向きさがあった。これをいい経験にしていければ」
田辺裕信騎手(
インヴォーグ=13着)「攻め馬では動いているようだけど、まだ出し切れていない感じがあります。もまれる競馬や馬の後ろも初めてだったので、もう少し経験が必要かなと思います」
三浦皇成騎手(
コンテナライン=14着)「周りに気を使っている感じでした。アク
シデント後の一戦で、そのあたりに気をつけて運んだのですが。ダートの中距離馬という感じですかね」
横山琉人騎手(
エナジーショット=15着)「枠が枠だったので出して2、3番手で運びたいと思っていました。前半で出したぶん、最後は甘くなりました。自分の競馬はできたので、自己条件ならもっとやれると思います」
石川裕紀人騎手(
ハードワーカー=16着)「ハナに行こうと思っていました。自分の競馬でしたけど、最後に苦しくなりました」
スポーツ報知