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【フラワーC】レーゼドラマ重賞初制覇!戸崎は史上17人目のJRA通算1600勝達成

スポニチ
  • 2025年03月23日(日) 04時30分
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 3歳牝馬G3「第39回フラワーC」が22日、中山競馬場で行われ、戸崎圭太(44)騎乗の5番人気レーゼドラマが好位から抜け出し重賞初制覇を飾った。2着パラディレーヌ、3着ゴーソーファーキズナ産駒のワンツースリー決着。戸崎は史上17人目、現役8人目となる節目のJRA通算1600勝を達成した。

 劇的なメモリアル勝利を自分たちの手でつかんだ。4Rに続くこの日2勝目が節目の勝利となった戸崎は「いいところで勝てて良かった。すっかり忘れていた。さっきまで覚えていたのに」。ぽかぽか陽気の中山を相棒と夢中になって駆け抜けた。

 表彰式では18日に地方競馬の調教師試験に合格、同期で元騎手の森泰斗氏がプレゼンターを務めた。喜びの再会。番組収録でたまたま中山競馬場を訪れた同氏は「このタイミングで、メインレースで決めるところは彼の持ってるところ。同期として誇らしく思います。(騎乗依頼した時に)断られないような馬を頑張ってつくりたいと思います」と将来のコンビ結成に思いをはせた。

 レースは発馬を決め、逃げたハードワーカーの番手を確保した。流れに乗せ、3角過ぎから動いて早々と先頭へ。直線は弾むようなストライド、2着に2馬身半差をつけた。前走ゆりかもめ賞(6着)は4角2番手ながら、スローの瞬発力勝負で持ち味を発揮できなかった。今回は積極的な競馬が功を奏した。鞍上は「前走でこの馬の力を出し切る競馬をできなかったので、そこだけ気を付けて乗りました。長い脚を使うタフな馬なので、自分から動いて勝負を仕掛けていこうという感じで走り切ってくれました」と振り返った。

 賞金加算に成功し、春本番への扉をこじ開けたレーゼドラマ。阪神競馬場でレースを見守った辻野師は「長所をフルに生かしたジョッキーのファインプレーですね。まだ体ができていないので、スローの瞬発力勝負より持久力勝負の方が現状ではいいと思う。桜花賞よりオークスというイメージ」と話した。キズナ産駒のニューヒロインが、どんなドラマを紡ぐのか待ち遠しい。

 ◆レーゼドラマ 父キズナ 母シアードラマ(母の父バーニングローマ)22年5月12日生まれ 牝3歳 栗東・辻野厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績4戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4416万7000円 馬名の由来は読まれることを目的とした脚本形式の文学作品。

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