「
阪神大賞典・G2」(23日、阪神)
4番人気の
サンライズアース(牡4歳、栗東・石坂)が重賞初制覇を決めて
天皇賞・春(5月4日・京都)の優先出走権を獲得した。2着に7番人気の
マコトヴェリーキー、3着に5番人気の
ブローザホーンが続き、3連単は8万7640円の高配当となった。
武豊騎乗の1番人気
ショウナンラプンタは4着だった。
11頭で争われた伝統のG2戦で、
サンライズアースがまずは先頭に立つ。一度は
マコトヴェリーキーに前を譲ったが、直線で一気に加速して、最終的には6馬身差で圧勝した。
池添は「先行馬がいないメンバー構成だったので自然と先行する形になるかなとイメージしていた。幼さが抜けない部分があって、ハナに立ってからずっと物見をしていたけど、向正面で
マコトが来てからは集中して走ってくれた」と振り返る。昨年は
皐月賞12着、ダービー4着とクラシックに参戦。4歳を迎えて飛躍が期待されるなかで待望のタイトルを獲得した。「スタミナはすごく自信があって、この距離も心配していなかった。今年3走目で状態は右肩上がり。格上挑戦でしたけど、結果を出すことができて次の舞台が楽しみです」と大舞台での活躍を心待ちにした。
提供:デイリースポーツ