30日の日曜中山メインは荒れる古馬ハンデ重賞「第32回
マーチS」。ダート1800メートルで行われる。過去10年で3連単配当10万円超が5回、19年には124万馬券が飛び出した。穴党は力が入るレースだ。
ダート転向後、4連勝中の
ロードクロンヌが主役を担う。前走・上総Sは2着に5馬身差をつけて悠々押し切り。好位で流れに乗ると、3コーナーから1頭だけ桁違いの手応えで進出。直線で逃げ馬をかわし、手綱をほぼ持ったままの状態で後続を突き放した。勝ちっぷりを見ても昇級即通用の器。ダート無敗の5連勝で重賞タイトルをつかみ取っても不思議はない。
重賞戦線で安定している
ミッキーヌチバナもV争い可能とみる。近走は後方から差し切れないレースが続いているが、しまいの脚は堅実。展開次第では一気のに突き抜けも。切れ味なら
ホウオウルーレットも引けは取らない。前走・
総武Sで2年8カ月ぶりの勝利を挙げた
ヴァンヤールも復調気配を漂わせており侮れない存在だ。
スポニチ